カナダ人とは何かとは一言では説明できないのです

カナダは英語とフランス語が公用語となっていて、ほとんどの州は英語が主ですが、ケベック州はフランス語が筆頭言語になります。国会議員になるには英語もフランス語もできないとなれないというのは意外とカナダ国外の人には知られていない事実ではないでしょうか。だからカナダ人=英語だけを話す人かというと、ケベック州に住んでいる人の中にはフランス語しか話せず、英語はまあテレビ見てるから聞いている分にはわかりますが、会話はよくできませんという人はかなりいます。英語を普段使っているカナダ人は6年くらいフランス語勉強しているはずですが、日本人の英語のレベルと変わらない程度のフランス語しかできないケースが多いため、他の英語圏の人と違って英語話せない人を小ばかにしたりする人は少ないです。

トロントやバンクーバーなどの大都市では英語が母国語ではない人の割合が5割くらいなので、町の中で英語以外の言葉がよく聞こえてきますが、誰も振り返ったりもしません。親がイギリス系とかアイルランド系とかでない場合は、家の中で英語以外の言葉を使っている人が多いので、普段英語は普通に話していて、フランス語ではない言語も普通に話せる人も珍しくはありません。

他民族国家のカナダでは、日本のように単一民族の国とはかなり違って、多様性が認められているうえ、一言でカナダ人はこうであるとは中々言い表せないのです。